本日は楽天市場への出店のメリットについて。
私はこれまで楽天市場に出店している店舗に3回勤めたことがあります。
その経験から楽天市場の出店のメリットをお話させていただきます。
まず、楽天市場が他のモールより大きく異なるのが
アクセス数に対する購入の割合の高さです。
これは楽天市場自体が大きなショッピングモールであり、独自の会員、ポイント制
をもつことから実現されております。
ヤフーショッピングでは本業がポータルサイト運営ということもあり
あまり買い物に興味のない人もサイトを訪れます。
やはりネット流通業界の中でダントツの流通量を誇るのはダテじゃないです。
また、楽天の出店プランの中には月額19500円~のプランから月額100,000円のプランまで
取り扱い商品数に応じてプランが選べる仕組みになっております。
そして楽天に出店するだけで7200万人を抱える楽天会員を見込み顧客と考えることができます。
楽天に登録された商品はその時点で楽天ユーザーの検索対象になります。
出店すると楽天のコンサルタントが担当につき店舗運営のアドバイス、
販売戦略の共有をおこなうことになりますが、担当は売り上げの高い店舗を優先します。
売り上げを高めるためには莫大な広告費が必要になるため小規模運営を考えている方には
コンサルタントと密に連携をとることを私はお勧めしません。
また、コンサルタントに広告費の目安を事前に伝えておいた方がいいでしょう。
通常、広告費は売り上げの何%といったように計算する場合が多いと思いますが
私は純利の何%を広告費に当てるようにするのがベストだと思います。
売り上げの3%を広告費に当てても売れた商品の利益率が非常に低ければ
結果的に赤字運営をしていたというケースもありました。
特に広告で売れる商品は市場の価格相場でもかなり安い部類に属さないと全く売れません。
ですので私が考える運営方法としてはまずは出店料を固定の広告費ととらえて、
店舗の商品登録が完了し、ある程度の売り場環境が整った段階で
純利を出す、純利が出ないようであれば退店という選択もいいでしょう。
もちろん、メルマガやブログ等、店舗で独自にできる販売促進は行ってください。
その段階で純利が出るようならば商材が楽天市場・ネット通販にマッチしている可能性が高いです。
広告の販促がないならば従業員一人当たり月300万円程度の売り上げが目安ではないでしょうか。
商品登録が完了するとさらに売り場を広げることができます。
それが他モールへの出店です。
実は楽天で作成したデータをそのまま他のモールへ移すことができます。
楽天にはCSVデータをダウンロードできる機能がありそのデータを他モールに対応した
データに書き換えることによりヤフーショッピング、アマゾン、ビッターズ等に
出店可能になります。
そして様々なモールに出店すると自分で作ったサイトでは実現できない効果が発生できます。
SEO対策がモールのページに既に施されており、グーグル検索に掛かりやすくなる、
注文処理が簡潔になる、わからないことにはサポート機能がある、
カード決済が簡単になるなど、実店舗では非常に手間のかかる作業が
ネットショップでは簡単に処理できるようになります。
これらから、とりあえず全商品の登録を完了させて、自社サイトがECに向いているかを
計るだけでも楽天市場は魅力的な売り場ではないでしょうか。
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